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第二次世界大戦で活躍した「鍾馗」とは

第二次世界大戦時、日本陸軍はとある機体を作ります。

その機体は、これまで日本が使用してきた旋回重視の戦闘機とは真逆の一撃離脱に向いた戦闘機です。

その戦闘機の名は「二式単座戦闘機 鍾馗」と言います。

これまで日本の戦闘機と言えば、格闘戦に非常に強いかなり軽く、燃費も良い戦闘機が中心でした。

しかし、海外の戦闘機のスピードには全く付いていけなかったのが課題です。

そこで、日本陸軍は従来の日本の戦闘機とはうって変わった速度重視の戦闘機を作ります。

最高速度は600kmほど。

これは零戦や隼を遥かに上回る数値で、当時の日本軍の戦闘機の中では最速です。

武装も一型には7.7mmが、二型になると12.7mmが、更には40mm機関砲が搭載されたタイプもあったのです。

この、「一撃離脱戦法」に特化した鍾馗は、当時のパイロットからはあまり好まれなかったものの、アメリカ軍からの評価はとても高かった機体でした。

四式戦闘機の登場までに1200機ほどが生産され、日本陸軍の主力として戦った戦闘機こそが「鍾馗」なのです。